実際に富良野に移住して感じた「ご飯の美味さ」
富良野に移住して実感した事のひとつが「食べ物が美味しい」というものでした。(素材の味が全然違う!)
本州のスーパーでも「北海道産」と名が付くものは人気が高く、その味は全国的に知られています。
しかし、それ以上に生産地で食べる食材の美味しさはケタが違い、思わず声が出たことを覚えています。
移住後の生活の楽しみに「富良野の飲食店巡り」を挙げる人もいますが、ガイドブックの情報だけでは物足りないでしょう。
今回は富良野の名物店に加え、移住して10年生活をしている筆者の普段使いしているオススメのお店(独断と偏見)をご紹介します。
地元食材使用と言えば、まずはオムカレー!
富良野と言えば、欠かせない存在の「オムカレー」
スパイス以外は富良野産の食材を使い、地産地消のメニューとして高い知名度があります。
富良野市内には「富良野オムカレー推進協議会」に参加する店舗があり、独自ルールに基づきながらも各店舗の個性を出したカレーが楽しめます。
正直な話、カレーは好みが激しく分かれる食べ物のため、どこが美味しい!とは言いにくいメニュー。
そこで、まずは公式サイトにある「富良野オムカレーMAP」を参考に食べ歩きをはじめ、同時に気になる店をチェックしていくと楽しいと思います。
また、オムカレーを提供していないカレー店も富良野の食材を豊富に使っている店が多く、熱狂的な信者…と呼べるぐらい熱心なファンがいる有名店もあります。
余談ですが、富良野市民的には「富良野オムカレー」を絶賛する人はほとんどいません。
理由は単純で「富良野の食材を使っているって言われても…。そんなの当たり前じゃん!」という感覚が強く、富良野&北海道産食材に有り難みを感じていない…という贅沢な背景があったりします(笑)
実は名店ぞろいのラーメン屋
富良野市内には、多くのラーメン店が点在します。(正直、人口の割に多い気もします)
正統派の旭川ラーメン店や地元食材を使った地産地消の無化調ラーメンの店。
オーソドックスなタイプから独自路線で営業するお店など様々。
そんな中、富良野のラーメン店は札幌に進出する店や海外進出をする店もあり、単なるローカルな味とは違うと言えるでしょう。
味の優劣に関しては、カレー以上に好みによる差が大きいので「ここに行けば間違いない!」と言い切れないのが難しいところですが…。
個人的に好きな「支那虎」は、地元食材をメインに使いつつも独自路線のタイプ。
観光シーズンには行列が絶えず、google検索でも常に上位に表示されるほどです。
味に関する感想は、実際に食べてから各自判断…でお願いします。←ここも好みが分かれる店なので(笑)
北海道民の舌を納得させるフレンチ
富良野を中心に、北海道産の食材を使用したメニューに定評のある「フラノフレンチ 岳」
先日の札幌で開催されたオータムフェストでも、特に人気の高かったお店です。
道内イベントでは1日限定の出店ですが、富良野に住んでいれば気軽に食事に行くことができます。
地元食材使用なので、年間を通して同じものが食べられるわけではなく、それぞれの旬に併せたメニューを楽しめるのもこの店の魅力。
タイミングが合えば、一般的に流通していない「熊肉」などもメニューとして提供してくれる事があります。
夜にはバータイムもあるので、お酒を飲みながら富良野の情報を仕入れにいくのも良いかもしれません。
意外!?海産物も美味しい富良野
富良野は内陸にあるため、海産物が美味しいイメージが強くありません。
しかし、ちょっと見方を変えると「道内の各漁港に一番アクセスしやすい土地」とも言えます。
実際、釧路などの道東の漁港で揚がった魚は、札幌の市場よりも富良野の市場の方が近く、鮮度的にも優れている事も珍しくない話。
実際、富良野市内の寿司屋は地元客のみならず観光客にも大盛況です。
こちらも個人的な話ですが「トピカル」という回転寿司をよく利用しています。
ネタも美味しいですが、回転寿司ならではの好きなネタを好きなだけ食べられる…というのが気に入っています。
店内メニューを見ても、道内で水揚げされたネタの表記が多く「札幌の寿司屋より美味しいかも?」という声を聞く事も珍しい話ではありません。
最後に
上記以外にも、まだまだ地元民イチオシの飲食店はありますが、正直ここでは書き切れません。
また、味や店の雰囲気の好みもあると思うので、実際に足を運んでみて自分のお気に入りの店を探してみてください。