富良野から一番近い海「留萌市」
北海道のへそにある富良野市に無いものに「海」が挙げられます(当然といえば当然ですが笑)
元々、海が身近にあった人達からすれば、夏になれば海水浴もしたくなるし、単純に広い海を眺めて気分転換したくなる時もあります。
海産物は物流が発展しているおかげで不自由を感じることはありませんが、やはり「実際に海に行きたい!」という気持ちになる事はあるでしょう。
そこで今回は「富良野市から一番近い海への行き方」をご紹介します。
富良野市から一番近い海は「留萌市」
富良野から留萌までの距離は約120km。
主な産業は水産加工業で、特に数の子は国内シェアの50%を生産するほど。
現在では数の子以外にも近海で獲れるウニ、ホタテ、タコ、エビなどを取り扱っています。
(その他、詳細は留萌市公式ページでご確認ください)
120km離れている…と考えるとかなり遠く感じますが、そこは内地と北海道の違う所。
自家用車を使い片道2時間程度で着く事を考えると、極端に遠いわけではありません。
留萌までの行き方
まずは具体的なルートのご紹介です。
鉄道やバスなどの公共機関を使って行く場合、
・滝川までJRで移動しバスに乗り換える
・旭川までJRで移動しバスに乗り換える
・滝川、深川で乗り換えてJRのみで移動する
・旭川、深川で乗り換えてJRのみで移動する
などのルートがあります。
これは出発/到着の時間によってルートを選んだ方が良いので、目的に併せて選んでください。
料金はどれも概ね3000円前後で、移動時間は3時間が目安になります。
尚、終便は20:20(JR利用)と18:44(バス利用)です *2019年10月現在
自家用車での移動の際は、上記の地図通り。
深川〜留萌までは高規格道路(無料の高速道路)も整備されているので、天気が良い日&運転が嫌いでなければそれほど疲れるコースでは無いと思います。
留萌での遊び方
富良野市民にとって一番近い海水浴場と言える「ゴールデンビーチるもい」は人気が高く、北海道の短い夏を満喫するために留萌に行く人が多いです。
また、留萌港近くでの海釣りや、旬の海産物が並ぶ「うまいよ!るもい市」などのイベントも人気で、クーラーボックスを用意して買い出しに行く人もいます。
「日本の夕日百選」で知られる黄金岬からの絶景も外せない観光スポット。
荒々しい岩に打ちつける波の迫力と、水平線に沈む夕陽の美しさは息を吞むほどです。
釣り好きで定期的に留萌港に通っている友人がいますので、富良野に移住=海のレジャーとは無縁…という事にはならないでしょう。
留萌に行く時の注意事項
浜益区柏木エネオススタンド付近です。浜益区幌から雄冬間、9.7キロ、留萌方向、通行止めの模様です。道路状況を確認して走行願います。🙇♂️ pic.twitter.com/i0yIwL2HdK
— 浜益温泉 大村紗季 (@hamamasuspa) January 17, 2019
魅力の多い留萌市ですが遊びに行く際に注意したいポイントが「天気」です。
留萌周辺はかつて「陸の孤島」とも呼ばれていた時代があり、その大きな理由が厳しい天候により通行不可になる道路があった事でした。
現在は整備も進んでいるため、さすがに「留萌から帰られない!」という状況には滅多になりませんが、それでも荒天時の移動は道産子でも敬遠するほど。
元々、強風が吹きやすい地域のため、真冬の移動時にはホワイトアウト (地吹雪が頻繁に発生し、道路はほとんど見えない状態) になる事も珍しくありません。
運転に慣れている道民でも嫌がるレベル…となると、移住して早々の人達にはちょっとハードルが高いように思えます…。(実際、自分も悪天候時に積極的には行きたいとは思いません…。)
実際に留萌に行ってみた
先述のルートで実際に留萌までドライブをしたところ、トイレ休憩を一回入れて、ちょうど2時間で到着。
10時半頃に家を出て、12時半に留萌に到着しました。
お目当は、主に留萌近郊&道内で水揚げされた海鮮を使った握り寿司。
富良野の鮮魚も負けてはいない…とはいえ、やはり港町で食べる寿司は別格でした。
その後、黄金岬に立ち寄り海を眺めてから温泉に立ち寄って17時に帰宅。
半日程度の小ドライブでしたが、満足度の高い内容でした。
富良野に住んでいれば、道内の観光地へのアクセスも良いので色々行けますよ♪
…と、半ば無理やりまとめて終わります。
(次は帯広でも行こうかな? こちらも約2時間程度の距離なので)