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新型コロナウイルス 感染拡大で変化した富良野での働き方について

2021-02-27

令和2年2月下旬から広がり続けている新型コロナウイルス。

先の記事でも述べている通り、富良野も大きな影響を受けています。

しかし、特にダメージが大きいと言われる、観光業、飲食業、運送事業、アウトドア事業でも行政のサポートもあり倒産・廃業に至った事業所はまだありません。

経済的にも生活面でも不安定で、まだまだ先の見えない状況が続く中。

今回は個人的な見解を含みますが「この1年で変わった富良野の雇用情勢」について、生活者目線でまとめました。

求人が増えた業種

休業要請や時短営業が続き仕事が減った人がいる一方、富良野では農繁期に当たる5〜10月の農業ヘルパー/短期アルバイトの求人は増えました。

これは、飲食店需要が落ち込む一方で通販需要が増えた作物もあったため。

加えて、例年通りの季節雇用者が集められなかった(外国人スタッフが入国できない。主婦のパートさんは小中学校の休校で働けない等)ため、新規募集を出した事も要因にあるようです。

これには休職中の宿泊業の従業員他、道外からも求職者が集まりました。

実際に話を聞いた人の中には、本業は音楽関連事業だがイベントが軒並み中止に。

結果、都内では仕事が無くなり「せっかくの機会だから…」と、以前から興味があった田舎暮らし体験を兼ねて仕事をしに来たそうです。

この他にも、旅行代理店勤務の女性が休職期間中にスキルアップを兼ねて観光農園にアルバイトにきたり、農協の農業ヘルパー制度を利用して富良野にお試し移住で来た人など。

当初は「都市部では仕事がないから地方で…」という動機だったようですが、中には「自分の生活を見直す良いきっかけになった」と考える人もいたようです。

今年(令和3年)も世界情勢に大きな変化がなければ、農作業求人は一定数出る見込みです。

とは言え、農業関係者も決して全部が安定しているというわけではなく、農業資材などの原価高騰などで少なからず経営に影響が出ている…との声がある事、念のため追記しておきます。

テレワークやワーケーションの増加

まだ試験段階のため数的には多いとは言えませんが、ワーケーションやサテライトオフィスとして地方都市を活用する事業所は全国的に増加傾向にあるようです。

富良野市も北海道と連携し、豊かな自然環境や豊富な宿泊施設、様々な体験プログラム(農業、アウトドア、演劇)があり、働く人だけではなく企業にメリットのある提案ができるよう準備を進めています。

実際にワーケーション制度を利用して富良野市に訪れる人も増えており、話を聞くと概ね好評。

特に観光のトップシーズンを外した9〜10月に滞在した人達からは「落ち着いてゆっくり過ごせた。また利用したい!」と、富良野でいい時間を満喫していたようです。

ワーケーションの主な目的は労働者のリフレッシュや休暇取得の促進…とされていますが、それ以外にもメリットはたくさんあります。

地方を活用することは、事業所の家賃等固定費の削減、新型コロナウイルス感染拡大のみならず自然災害などのリスク分散、優秀な人材確保の面でも効果が期待されています。

IT技術の発達や情報インフラの普及により、以前に比べて「都市部で働くメリット」が変化していることは間違い無いでしょう。

導入にはまだ課題が多くあり、積極的に導入の検討ができる職種は限られていますが、パソコンと通信環境さえあればどこにいても仕事ができる人達がいます。

それは都心のカフェやコワーキングスペースに限らず、田舎町でも同じ条件下で働けることを意味します。

富良野市内の事業所でも事務仕事の一部を外注化→テレワーク対応を出来るようにし、人手不足の解消に繋げた例も出て来ています。

環境の変化に合わせて、働き方も間違いなく変化して来ていると言えるでしょう。

一般的な求人状況

とは言え、農業未経験者やテレワーク等の仕事をしたことがない人には、馴染みがなくハードルが高く感じるかもしれません。

一般的な求人…という見方で仕事を探すときは「フラノジョブスタイル」の活用が便利です。

ここには農業やIT系の仕事以外にも、富良野の生活に根ざした仕事が多く紹介されており、コロナ禍でも一定の求人募集が出ています。

ざっと見ただけでも、飲食店や販売員。

医療・介護職、建設・設備関連の仕事等々があり、中途採用で正社員を募集している事業所もあります。

例え「富良野に移住したい!」という希望があったとしても、初めて住む土地で慣れない仕事をしながら暮らす…というのは現実的ではありません。

それならば、まずは慣れた仕事をしながら生活基盤を整え、より自分らしい生活ができるように仕事やライフスタイルを整えていく…というのも一つの方法です。

富良野には創業を支援する様々な制度があるので、ゆくゆくは独立して自分の理想的な環境を自分で作る事も不可能ではありません。

筆者の思いつきですが、企業の地方進出をサポートする仕事なんてアイディアも実現したら面白いかもしれません。

なお、筆者は自営業+テレワークでアルバイトを請負(先述の事務代行や飲食店のメニュー作り等)割と自由気ままな移住生活を実現しています♪