-北海道富良野移住促進情報- furano the Living

北海道富良野移住促進情報「リビング・フラノ」

就業した移住者の声詳細

移住者の声 「小野 真歩さん」

2026-05-25

 広島県出身。農業ヘルパーとして訪れた富良野に魅せられ、気づけば10年が経っていた。現在は、富良野で出会った夫・純平さんとともに「おのちゃん農園」を営みながら、自然いっぱいの環境の中で子育て中。「なんとなく居心地が良い、それだけで十分」と語る小野真歩さんに、富良野での暮らしの本音を聞きました。

自己紹介と、富良野に移住した経緯について教えていただけますか

 広島県出身で、10年前に富良野に移住しました。当時興味があった保育士の資格を取得するために、「一度仕事を辞めて勉強に専念しようかな」と思っていたところ、テレビで紹介されていた富良野の農作業ヘルパーが目に留まりました。寮も完備されていたので「ここでアルバイトをしながら、空いた時間は勉強に集中しよう」と決意して来たのですが、全国各地から集まった仲間たちとの寮生活が楽しすぎて⋯勉強はそっちのけで、遅く来た青春を謳歌してしまいました。

 元々は半年で広島に帰るつもりでしたが「雪景色も見てみたい」という気持ちになり、そのまま富良野に残って、メロン農家や新富良野プリンスホテルで働きました。

 ホテルでの仕事は、外国の方と接する機会が多く刺激的でした。私は英語が苦手だったのですが、お客さんやスタッフの影響を受け、気がついたら海外ひとり旅にチャレンジしていました。

現在のお仕事について教えてください。

 保育士の試験には合格したのですが、富良野に来て出会った夫が農家を継ぐ予定だったので、結婚後は私も農作業に従事しています。夏の暑さは辛いですが、農作業は楽しくて好きです。
 農家の仕事は、みんなが食べる野菜を育てること以外にも、山と街の間で、野生動物と人との距離感を保つ役割もしていると思っています。
 いろんな意味で「命を守る仕事」を、やりがいを持ってやっています。

富良野生活についてお聞きできますか?

 私の生活は、日の出とともに起床、日没とともに就寝です。晴れたら農作業をし、雨が降ったらみんなで焼き肉。冬は農作業が休みなので、スノーシューで散歩をしたり、ワカサギ釣りを楽しんでいます。

 新富良野プリンスホテルの「風のガーデン」で働かせてもらったときに、厳しい冬を越えてまた咲き誇る、宿根草の美しさを知りました。北海道ガーデン街道を巡ったり、庭の手入れをしている時間が幸せです。

富良野で出産を経験し、子育てする上での本音、日常の中で感じることをお聞かせください

    里帰り出産をしなかったので不安もありましたが、富良野市の保健師さんや助産師さんが親身になってくださり、大変な産後を乗り越えることができました。 
 子育て支援センターの保育士さんたちも優しくて、育児について気軽に相談できる雰囲気があります。
 息子は「たいよう」「はっぱ」「ちょうちょ」など、自然に関わる言葉から覚えていきました。
 大好きなトラクターを見ながら畑の周りを散歩したり、冬も寒さに負けずに雪遊びを楽しんでいます。

【富良野の魅力】 
 私は山の近くに住んでいるので、身近に野生動物がたくさんいます。ふとキッチンの窓から外を見るとエゾリスがちょこんと座っていたり、エゾユキウサギがひょこひょこ跳ねていたり⋯一瞬で私をおとぎ話の世界に誘い込んで、癒してくれます。
 市街地に住んでいても、少し開けた場所に行くと雄大な十勝岳連峰を望むことができますし、日常の中に絶景があることが、1番の魅力だと思います。

 あとは、富良野の人は自分の好きなことに一生懸命な人が多い!スキー、登山、釣り、バイク、山菜採り⋯「大人になっても全力で遊んで良いんだ」と教えてくれたのは、富良野で出会った方たちです。

【不便なこと】 
 妊娠するまで不妊治療をしていたのですが、治療に旭川まで通うのが大変でした。ただ富良野市に治療費(今は交通費も)の助成制度があるので大変心強かったです。

 あとは、実家が遠くて簡単には帰れないこと⋯家族に申し訳ないと思っていますが、家族は富良野から野菜が届くことや、富良野に旅行に来ることを楽しみにしてくれているようです。
 日常生活では、不便なことは特にありません。必要な物は富良野市内で購入できますし、食材配達や移動販売も利用できるので便利です。

これから移住を考えている方へのアドバイスをお願いします

 富良野は、出会いと別れが多い町です。特にみなさん、見送ることに慣れている印象があります。それだけ定住するということは難しいのかもしれません。  
 でも私は、たとえ短期間だったとしても、縁あって富良野に来た方たちが、ここで良い時間を過ごせることを願っています。

 移住をするために、立派な理由や、大きな決意はいりません。(もちろんあったらあったで素晴らしいです!) 
 「なんとなく居心地が良い」それだけでも十分ではないでしょうか。

 移住したからといって、なにか自分が変わらないといけない。なにかを成し遂げないといけない。そんなこともないと思います。
 ただ日々の生活の中で、「見上げた景色が美しい。」ただ、「今日食べた野菜が美味しい。」それだけで十分なような気がします。

 自分の直感を信じて、動いてみて欲しいです。

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小野真歩 広島県出身
小野純平 富良野市出身

家族構成 夫婦+長男(2歳)

おのちゃん農園 経営

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